展覧会 展覧会

イメージ

花 春らんまん

  • 前期 2025年1月31日〜2月24日
  • 後期 2025年2月28日〜3月31日

季節の移ろいとともに名所絵を描いた浮世絵師・歌川広重。なかでも、桜を愛でる人々や咲き誇る花の様子を描いたものは数多く、多くの人が「花」に心を寄せて暮らしてきたことを感じることができます。
本展では、初代広重を中心に、二代、三代の作品を交えながら、早春の梅見から、江戸・諸国の桜、四季折々の花のある風景を展示します。ひとあし早い、うららかなで華やかな春を感じる景色をご堪能ください。

イメージ

東海道五十三次 日本橋から京都への旅

  • 前期 2025年4月4日(金)〜4月29日(火祝)
  • 後期 2025年5月2日(金)〜5月26日(月)

広重といえば、東海道五十三次──そうイメージする人も多いことでしょう。その始まりは、天保四年(1833)から刊行された「東海道五拾三次之内」、通称「保永堂版東海道」です。東海道の宿場町や道中の風景を、季節、気象、時刻を巧みに取り入れながら、旅人やそこに暮らす人々の姿とともに描きました。旅の情趣あふれるこのシリーズは大ヒットとなり、広重は一躍人気絵師の仲間入りをします。
以降、さまざまな版元から依頼され名所絵や街道絵を数多く手掛けましたが、なかでも「東海道」シリーズは広重の代名詞となり、生涯で20種を超える数を描きました。現在では、それぞれがシリーズの特徴をとらえた通称で呼ばれています。
本展では、広重が描いたさまざまな東海道シリーズから、宿場ごとに一図を選んで、日本橋から京都までの旅をお届けします。その土地の名所・名物とあわせて、絵でたどる東海道の旅をどうぞご一緒にお楽しみください。

イメージ

広重は5人いる

  • 前期 2025年5月30日(金)〜6月30日(月)
  • 後期 2025年7月4日(金)〜7月28日(月)

【広重は1人ではない。じつは5人いる】ことをご存知でしょうか?
「東海道五十三次」「名所江戸百景」などの大ヒット作をうみ出し、名所風景画の絵師として一時代を築いた歌川広重。初代広重が亡くなったあと、周囲あるいは世間は偉大な名跡を継承する者を求めました。そしてその名は、初代の高弟であった重宣(二代)、重政(三代)へと引き継がれ、その後も縁あって菊池貴一郎(四代)、その次男寅三(五代)へと続いたのです。5人の広重は、幕末〜明治〜大正〜昭和という社会の大きな流れの中で、それぞれが生きた時代を描き残しました。
本展では、代々の広重の略歴と画業を概観しつつ、浮世絵を通して時代が移り変わる様子をみていきます。

イメージ

浮世絵ってなに?

  • 前期 2025年8月1日(金)〜8月25日(月)
  • 後期 2025年8月29日(金)〜9月29日(月)

そもそも「浮世絵」ってなに? どうやってできてるの?
江戸の人たちはどんなふうに楽しんでいたの?
浮世絵版画はその色鮮やかさから「錦絵(にしきえ)」と呼ばれ、現代のマンガやアニメのように、江戸のポップカルチャーとして大衆に親しまれたものでした。市中で話題の美人、人気の歌舞伎役者、相撲、遊里など江戸っ子の好んだ風俗や、人々の暮らし・町並み、時代の流行など、当世(今の世)をモチーフにしたものはすべて浮世絵であり、鎖国のなかで発展した日本独自の文化を描き出しました。その制作は、絵を描く絵師のほか、版木を彫る彫師、それを和紙に摺る摺師、そして企画から販売までを担う版元と、それぞれの分業によってつくりだされます。
この展示では、浮世絵のジャンルや楽しみ方、制作工程や職人の技など浮世絵にまつわるコト、モノを様々な角度から紹介します。見方を知ると、浮世絵はもっと楽しい!知れば知るほど、面白い!

イメージ

浮世絵をよむ 物語・狂歌・歴史

  • 前期 2025年10月3日(金)〜10月27日(月)
  • 後期 2025年10月31日(金)〜 11月24日(月祝)

江戸時代は寺子屋の普及によって、江戸っ子の多くが文字を読むことができたといわれます。江戸中期以降はさまざまな物語の読本や絵入の草双紙が次々と刊行され、貸本などで手にとって気軽に楽しまれました。
そして浮世絵にもまた、物語を題材にしたものが数多く登場します。源義経の武勇伝をまとめた「義経記」、赤穂浪士の仇討で歌舞伎でも人気となった「仮名手本忠臣蔵」、ベストセラー小説「東海道中膝栗毛」、源氏物語のパロディ「偐紫田舎源氏」など浮世絵には絵と一緒にストーリーが小さな文字で書き込まれているものもあります。
この度の展示では、作品を見るだけでなく、背景を読み解くことで、より深くその世界を知ることができるようナビゲートします。土地に伝わる伝説、百人一首や狂歌といった詩歌などもあわせて、浮世絵の世界を読んでみましょう。

イメージ

そろいもの、そろいぶみ

  • 前期 2025年11月28日(金)〜12月22日(月)
  • 後期 2026年1月1日(木祝)〜1月26日(月)

浮世絵版画(錦絵)の「揃物(そろいもの)」とは、ひとつのテーマのもと、複数の図で構成されたシリーズのことをいいます。歌川広重の東海道五十三次や、名所江戸百景といったよく知られるシリーズも「揃物」です。人気のテーマは趣向を変えてさまざまなタイプがつくられ、広重の東海道シリーズなどは20種類以上描かれることになりました。
数えきれないほどの名作揃物を残した広重。この企画展では、街道絵、江戸名所、諸国名所、富士山、美人画、物語、百人一首などバラエティに富んだ揃物の数々をご紹介します。

イメージ

お江戸ライフスタイル

  • 前期 2026年1月30日(金)〜2月23日(月祝)
  • 後期 2026年2月27日(金)〜3月30日(月)

約260年にもわたって徳川家の統治が続いた江戸時代。江戸や上方と諸国を結ぶ街道や航路が整備されると、人々の往来との産物が流通し、経済は活性化、衣食住すべての分野で豊かな文化が築かれました。また、鎖国政策によって独自の文化が発展し、現代において「日本文化」といわれるものの多くがこの時代に完成しました。
一方で、年中行事や季節の移ろいを大切に暮らしていた江戸の人々。自然とともに生きるエコロジーな生活も注目されています。
粋な装いや流行のおしゃれ、江戸っ子が舌鼓を打ったグルメ…この度の展示では、大都市・江戸における庶民のライフスタイルをご紹介します。